圧倒的な世界シェアを誇るVISAカード。
そんなVISAカードに「後払いできるプリペイドのVISAカード」があるのをご存じでしょうか?
クオカードのような使い捨てのタイプや海外旅行に利用するようなタイプなど、さまざまな種類があります。
VISAプリペイドカードは、普通のクレジットカードと違って年齢制限がないので、誰でも使える前払い式のクレジットカードです。
このVISAプリペイドカードは、前提として前払いでカードにチャージすることで使えるクレカなのですが、一部のカードでは後払い機能の付いているVISAカードがあります。
この記事では、後払いができるプリペイド式VISAカードのしくみを知ることができ、どのクレカが自分に合っているのか一目瞭然です。
ぜひ参考にしてみてください。
VISAプリペイドカード無審査のしくみや特徴
VISAプリペイドカードは、VISAの加盟店で使うことのできる前払い式のカードです。
審査や年齢制限がないので、クレジットカードを持てない人でも使うことができます。
- 本人確認が不要なので誰でも持てる
- 全世界200以上の国や地域で使える
- ネット通販やコンビニなどでチャージ分を気軽に使える
カードによっては、ポイントの還元率やチャージの種類があるので、契約する前に確認しておきましょう。
プリペイドは、QUOカードのようなギフトカードの「使い切り型」と、VISAデビットのような「チャージ式」があります。
審査が必要ないので、高校生などでも持てる場合が多いです。
今回は、「チャージ式」のVISAのプリペイドをご紹介します。
プリペイド式クレジットカードを利用するメリットは多い
プリペイド式のVISAカードを利用するメリットが多いです。
代表的なものを紹介します。
審査がないので未成年でもブラックでも利用可能
VISAプリペイドには、クレジットカードのような信用情報の審査がありません。
VISAプリペイドカードは、現金を事前にチャージする前払い方式なので、以前、クレカの支払い遅延などで金融事故を起こしてしまい、俗にいう、ブラックリストに登録されている人でも利用は可能です。
ただし、発行する会社で遅延などがあった場合は不可になることもあります。
クレカを持てない未成年でも申し込み可能
クレジットカードは、18歳以上でないと作ることができませんが、VISAプリペイドカードは、種類によっては6歳以上(小学生以上)であれば誰でも申し込むことができます。
SIM認証ができる電話番号とメールアドレスがあれば、いつでもすぐに誰でも作れるので便利です。
出前・デリバリーサイトや定額制動画配信サービスなどにも利用できる
最近は、デリバリーサイトや定額制動画配信サービスなどではクレジットカード払いしか許可されず、現金払いが不可な場合も多いです。
そんなときは、VISAプリペイドカードがあれば簡単に代用できます。
やり方などはこちらの記事を参考にしてください。
入会金や年会費がかからない
VISAプリペイドカードは、入会金や年会費がかかりません。
ただし、チャージできる金額や有効期限、の更新方法は、カードの発行会社によってさまざまです。
前払いが前提なので使いすぎが予防できる
VISAプリペイドは、基本的に前払いなので使いすぎを予防できます。
仕組みはデビットカードと同じで、商品を買うとすぐに金額が引き落とされ、Webサイトやアプリからどれだけ使ったのか確認も可能です。
クレジットカードのように、使いすぎて後悔することもなくなります。
海外旅行で利用すると便利
VISAプリペイドカードは、支払うときに自動で日本円を海外のお金として支払ってくれるので、両替の必要がないのも便利です。
また、旅行中に紛失したとしても被害は最小限で済みます。
プリペイド式クレジットカードを利用するデメリット
VISAプリペイドカードには、デメリットと思える部分も多少ありますので紹介します。
基本的にチャージしないと使えない
ネット通販でもリアル店舗でも購入したい商品よりVISAプリペイドカードの残高が不足していると、購入がキャンセルされます。
残高で足りない分を、現金で払うということはできないです。
分割払いや自動引き落としに使えない
VISAプリペイドカードは、分割払いや自動引き落としができません。
VISAプリペイドが使えないものは、ガスや電気、水道などの水道光熱費や、携帯電話の料金、その他の月額の契約、などが当てはまります。
また、暗証番号や3Dキュア(本人確認)がないVISAプリペイドは、使える店がクレジットカードより少ないです。
後払い可能なVISAカード厳選5選
先ほどVISAプリペイドカードは、チャージした分しか使えないというデメリットをお伝えしました。
しかし、これから紹介するVISAプリペイドカードは、チャージすることなく後払いができます。
利用した分は、翌月末までにまとめて後払い分を支払うシステムです。
「今買いたいものがあるけど、今すぐにお金の用意ができない」という人には画期的といえます。
いくつか種類がありますので個別に利用方法などをまとめました。
家計簿プリカB/43(ビーヨンサン)は後払い機能付きの家計簿アプリ
2021年に始まったばかりの「家計簿プリカB/43」。
読み方は、そのまま”びーよんさん”と読みます。
家計簿アプリは数多くありますがこのアプリの特徴は、プリペイド式のVISAカードが付いていてアプリと連動していることです。
B/43の最大の特徴は、会員登録すると無料で配布されるプリペイド式のVISAカードで商品を購入すると、リアルタイムで家計簿に記載されます。
家計簿も、使う項目別にお金を分けておくこともでき、夫婦や親子だけでなく血のつながりのない恋人同士でも共有したペア口座とペアプリカがもらえます。
B/43の後払い機能は申請して利用可能
普段はセブン銀行TMなどからチャージして利用します。
「あとばらいチャージ」は申請して3,000円から利用することができます。
支払い期限は、翌月末日までです。
使い方は無限大♪
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バンドルカードは「ポチっとチャージ」で後払い可能
1分で作れるVISAプリペイドカードである、「バンドルカード」。
スマホからアプリをダウンロードして、生年月日や電話番号だけで登録できます。
簡単に作れてVISA加盟店ですぐに使えるので、クレカを作れない年齢層に人気です。
そんなバンドルカードには「ポチっとチャージ」と呼ばれる後払いシステムがあります。
そのシステムを使うことで、現金などをチャージせずに利用できるのです。
バンドルカードの後払いは、3,000円から利用できる金額(最大50,000円)まで、何回でも申し込めます。
初めてバンドルカードの後払いを、使う人のチャージ上限は、5,000円です。(個人差あり)
カードには、オンラインで使える「バーチャルカード」と、実際のお店で使えるリアルカードがあり、「バンドルカード リアル」と海外でも利用できる「バンドルカード リアル+(プラス)」の2種類があります。
SIM認証すると「ポチっとチャージ」が利用可能
「ポチっとチャージ」を利用するには、氏名、生年月日、メールアドレス、電話番号の入力が新たに必要です。
SIM認証後、利用したい金額を入力することで利用できるようになります。
バンドルカード後払いはメリットが多い
バンドルカードは利用者も多く、さまざまな場所で利用できます。
その分、メリットも多いです。
チャージ方法がたくさんある
コンビニや銀行ATMのほかに、ドコモ払いやビットコインなどからチャージができます。
ドコモ払いは、携帯料金と一緒に料金を支払うことができて、最大10万円をチャージ可能です。
ドコモ払いは、ドコモの回線が必要で、Wi-fiでは使えません。ドコモ払いは、使った金額に応じて手数料がかかります。
リアルタイムで利用状況がわかる
利用するとすぐにアプリに通知が来て、利用状況もアプリでいつでも見ることができます。
また、スマホやリアルカードを紛失してしまっても、パソコンなどから「一時停止」ボタンを押すだけで瞬時に利用制限をかけることができるので安心です。
デメリットは「ポチっとチャージ」の手数料が高いこと
バンドルカード「ポチっとチャージ」の後払いを使う場合は、使った金額に応じた手数料を支払わなければいけません。
申込金額 | 手数料 |
---|---|
3,000円~10,000円 | 510円 |
11,000円~20,000円 | 815円 |
21,000円~30,000円 | 1,170円 |
31,000円~40,000円 | 1,525円 |
41,000円~50,000円 | 1,830円 |
「ポチっとチャージ」の支払い期限は翌月末
「ポチっとチャージ」が了承されると、チャージ分が残高として表示されます。
チャージされ増えた残高は、ネット通販や実店舗のVisaの加盟店ですぐに利用可能です。
上で紹介した手数料を含めたチャージ分の支払い期限は翌月の末日。
支払い方法は、コンビニのレジやセブン銀行ATMなどからチャージしておこないます。
便利な使い方を知りたい☆
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Kyash(キャッシュ)は「イマすぐ入金」で後払いできる
Kyash(キャッシュ)は、書類審査不要の無料会員登録するだけで、すぐに利用できるVISAプリペイドカードです。
上で説明したバンドルカード同様、オンラインで使えるバーチャルカードと、実際のお店で使えるリアルカードの計3種類があります。
2021年7月13日から、後払いできる「イマすぐ入金」サービスの提供を開始しました。
後払いサービス「イマすぐ入金」は簡単審査で後払い可能
「イマすぐ入金」は、少額の必要な金額だけを申し込める後払いシステムです。
スマホ画面の必要項目、氏名、生年月日、メールアドレス、電話番号を入力するだけ。
スマホで申し込むだけで、すぐにKyash残高に入金され、Visaの加盟店ですぐに使えます。
「イマすぐ入金」は、3000円から利用できる金額(最大50,000円)まで何回でも申し込めますが、初めて使う人のチャージ上限は、初回5000円に制限されているようです。
Kyashのメリット
Kyashは、他のVISAプリペイドカードにはない送金などのシステムがあり、アプリで口座を共有でき支出や残高も共有できます。
それに関連したメリットもあります。
アプリで送金ができる
Kyashのアプリを使っている人同士なら、送金ができます。
家族や友人と、Kyashの共有口座を作ることができるので、家計簿やお店の支払いにおすすめです。
利用するとKyashポイントが付く
Kyashを使用すると、還元率0.2~1%のKyashポイントが付きます。
Kyashポイントは、1ポイント1円として買い物に使うことが可能です。
iPhoneやApple Watchで支払い
KyashをApple payやGoogle payに登録するだけで、iPhoneやApple Watchの決済が可能です。
QUICPayのロゴのある全国121万か所のお店で使うことができます。
Kyashのデメリットは手数料が高いこと
Kyashの後払いは、使用すると以下のように手数料がかかります。
申込金額 | 手数料 |
---|---|
3,000円~10,000円 | 500円 |
11,000円~20,000円 | 800円 |
21,000円~30,000円 | 1,150円 |
31,000円~40,000円 | 1,500円 |
41,000円~50,000円 | 1,800円 |
後払いしたチャージ分は翌月末までに支払う
「イマすぐ入金」を利用した翌月末が支払い期限です。
コンビニ(ローソン、ファミリーマート、セイコーマート)で、お支払いできます。
\初回5,000円の可能性大/
ウルトラペイの「こんど払い」は後払いできる
ウルトラペイ(ultra pay)カードは、VISAプリペイドカードなので残高分をVISA加盟店で利用できます。
ウルトラペイも、上で紹介した他のカードと同じく、オンラインで使えるバーチャルカードと、実店舗で使えるリアルカードの計3種類があります。
チャージしなければ利用できませんが、ウルトラペイに「こんど払い」のサービスを利用することで後払いでの利用が可能です。
こんど払いで借りたお金を、ウルトラペイにチャージして利用します。
後払いの「こんど払い」は電話番号とメアドだけの登録で利用可能こんど払い」
「こんど払い」はGMOの後払いシステムを利用した後払いシステムです。
携帯電話番号とメールアドレスの2点のみで審査され、他のVISAプリペイドカードと違い、利用するときに審査がおこなわれます。
GMOの後払い決済代行システムと同じようなシステムです。
「こんど払い」の支払い期限は翌月末
1ヶ月分の利用料金は翌月末までに支払います。
「こんど払い」は、月末に一括で支払う際にだけ手数料が発生するシステムです。
利用料金 | 手数料 |
---|---|
50,000円未満 | 330円 |
50,000円以上 | 660円 |
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ペイディカードはリアルなVISAカードが発行可能
アマゾンなどでも後払いができるCMなどでも話題のペイディは、リアルなペイディカードを無料で発行することが可能です。
バーチャルカードでネット通販を使えますが、リアルなカードを発行することでコンビニなどでも支払えるようなります。
ペイディアプリで登録と本人確認をするだけで、任意で発行申請が可能です。
申請すると10日ほどで郵送されます。
ペイディの登録とペイディカードの申請はこちらの記事を参考にしてください。
登録自体は、約5分ほどで完了ます。
後払いできるVISAプリペイドカードまとめ
VISAプリペイドカードは、VISAの加盟店で使うことのできる前払い式のクレカです。
VISAプリペイドは、上でも紹介しましたがメリットが多いカードです。
- 審査や年齢制限がない
- 年会費がかからない
- 使いすぎを予防できる
- 盗難や紛失しても被害が少ない
デメリットといえるのは、チャージした分しか使えない、分割払いができないことぐらいです。
そのデメリットのひとつであるチャージした分しか使えない部分を、後払いができるカードはカバーしてます。
VISAプリペイドカードは、利用しない限り利用料金もかからないので、いざという時のために作っておくのもアリだと思います。
最後に、どうしても現金後払いしたい人はこちらの記事を参考にしてください。