今回記事に書きたいことは、アマゾン倉庫のバイトについてです。
いま、コロナの影響もあり、お仕事が少なくなってしまいお給料や生活費に困ってらっしゃる方大変多いと思います。
そんな中ネットでバイトを検索してみたら、【アマゾン倉庫 バイト】が出てきた方も少なくないのではないでしょうか?
しかしこのアマゾン倉庫のバイトなんですがネットで検索してみるととにかく評判が悪い。
グーグル検索で、【アマゾン 倉庫】と打っただけでも予測変換に【アマゾン 倉庫 きつい】【アマゾン 倉庫 地獄】などが上位に出てきます。
地獄は流石にやばいですね(笑)
働こうと思っていても、こういった予測変換が出てくるとアマゾン倉庫のバイトに尻込みしたくなる人もいると思います。
私はアマゾン倉庫で出荷業務の中にある、梱包と配送を合わせて1カ月ほど経験しました。
そこで実際に、1ヶ月ではありますがアマゾン倉庫で実際アルバイトをしていた私が、本当のアマゾン倉庫のリアルについて書いていこうと思います。
この記事でわかること
- アマゾン倉庫バイトの本当のところ
- アマゾン倉庫バイトに働くときの流れ
- アマゾン倉庫バイトのメリットとデメリット
尻込みしている人も、この記事を読んだらネットで出てきたアマゾン倉庫の評判に関して180度視点が変わるかもしれません。
アマゾン倉庫でバイトしようと思った理由
筆者の私がアマゾン倉庫で働くに至った理由は、転職活動に際しての次の仕事までの繋ぎという意味合いが大きいです。
言い換えると、次の仕事までの間、就活をしつつ簡単な仕事でお金を稼ごうと思いました。
仕事を探していると多くの企業の募集要項で、いくら短期バイトであっても週4や週5はシフトに入って欲しいという求人が多いです。
そんな中アマゾン倉庫では週3の出勤でも良いということなので、転職活動に集中できると思い1ヶ月間働きました。
それに加えて私の地域では最低賃金が992円なのに対してアマゾン倉庫は時給1,200円と、他のバイトより少し高めだったとこが決め手となったのです。
働いてみたからわかるアマゾン倉庫の職場環境
職場環境はとても大事な要素です。
実際に働いてみたからわかる、求人情報サイトなどには載っていないような情報をお伝えしたいと思います。
働く前にイメージしやすくなるようにわかりやすくまとめました。
アマゾン倉庫は壮大な大きさと規模
アマゾン倉庫は、倉庫自体がとても大きいです。
私が働いていた倉庫は、駅から送迎バスでの出勤だったので入り口までバスで送迎してくれました。
しかし、歩いて通勤などされる方は倉庫に入ってから就業場所までが結構遠いかもしれないです。
遠いといっても10分ほどだとは思いますが、アマゾン倉庫は他の倉庫などに比べてとても大きいと言えます。
倉庫作業員がとても多く年齢層もバラバラ
アマゾン倉庫は規模も大きいので従業員も多いです。
具体的な数が分かるわけではないですが、300〜500人は従業員がいると思います。
概ねの年齢層は50代以上が3割、30〜40代が4割、10代〜20代が3割といった感じでしょうか。
基本的には主婦の方が多いですが、話してみると私と同じように転職活動の繋ぎとして働いてる人も多かったです。
男女比は大体5:5くらいでバランスが取れてるのでは無いかなという印象です。
直通の無料送迎バスの本数は意外に多い
私が勤務していたアマゾン倉庫では、直通の送迎バスが1時間に3~5本くらいありました。
10分に一本くらいで到着する感覚なので、待つという感じではなかったです。
バスに乗る人数を計算して運行しているそうなので、満員でバスに乗れないといったことはないと思います。
しかしこの自社バス、出勤と退勤に合わせた時間しか運行してません。
なので例えば、体調不良で早退することになったとしてもバスで出退勤してる人はバスを退勤時間まで待つことになります。
(すべての倉庫なのかは確認していません。あくまで私が働いていた倉庫の話です。)
アマゾン倉庫バイトの服装は基本的に自由
アマゾン倉庫では、パーカーを着て働いてはダメとかスニーカーや安全靴以外禁止など細かい規則はありますが、基本的に服装は自由です。
パーカーは移動中に引っかかったりしますし、滑りにくい靴にすることなどダメなことは細かく決められています。
コロナ禍でのソーシャルディスタンス対策は万全
アマゾン倉庫の中で働いている人が多いのでコロナ対策には力を入れている印象でした。
倉庫入場時には、手を近づけると自動で消毒される機械とセルフ検温で入場者全員をチェック。
また、倉庫内は2メートル以内に人が近づくとがブザーがなる機械があり、警告音で近づきすぎを知らせてくれます。
その他にも、いたるところがアクリル板で仕切られていたり、移動時では人の導線も徹底的に管理されていました。
ここまでやるかというぐらい、いたるところでコロナ禍対策は徹底していましたね。
アマゾン倉庫で働いてメリットだと思った点
私が感じた、アマゾン倉庫で働いてよかった点を紹介したいと思います。
一人での単純作業なので他人の目を気にせず作業に没頭できる
人によって配置が違うかもしれませんが、私がアマゾン倉庫で任された仕事は商品の梱包作業です。
箱に詰められた商品を段ボールに詰め込むという作業ですが、個人的にめちゃくちゃ楽でした。
と言うのも、重い商品もごく稀にありますが、基本的に軽い荷物ばかりなので、とても楽です。
また、梱包するための作業場は一人一人区切られているので、あまり周りの目を気にせず作業できます。
今だから言えますが私は小さな声で鼻歌を歌いながら作業してました(笑)
もちろんミスの無いよう注意を払ってはいましたが、基本的に誰でも出来る仕事なのでそこまで大きなミスなども起こらないです。
上司と話すことがほとんどないので上司ガチャを気にする必要なし
先ほども少し話しましたが基本的に誰でも出来るお仕事なのであまり上司の方も干渉してこないです。
つまり、会社あるあるの『嫌な上司に当たるかも。』みたいな心配もそこまでしなくていいと思います。
また、倉庫のバイト初体験の人からすると、『怖い上司の人が怒鳴ってそう。』と思う方もいるかもしれませんが、私がいたところは基本的に優しい上司の方ばかりでした。
何人かキツイことを言う上司の人もいましたが、基本的に上司と関わることなんて最初の研修段階くらいなので慣れてしまえばほとんど嫌な上司のことなど気にしなくてオッケーです。
仕事が少ない割に人員が余っていると自由時間が与えられる
これが個人的な神イベントでした。
物量の割に人員の方が余っていると、食堂待機という”自由時間”が与えられます。
この自由時間なのですが、自由時間中は、何をしてもオッケーです。
しかもその間の時給は発生します。
さすがに走り回ったりしてはいけませんが、食堂の定められた場所に居さえすれば、寝ようがスマホをいじろうが自由です。
ちなみに私は読書が好きなのですがこの自由時間の間は、ずっとkindleで本を読んでいました。
「お金をもらいながら本を読むなんて申し訳ない。」と考えながら優雅にコーヒーを飲みつつ本を読んでいたのを今でも覚えています。
これは私の倉庫にだけあったことなので、全ての倉庫でもそうなのかと言われれば断言出来ませんが、少なくとも私の勤めているアマゾン倉庫ではそういった自由時間がたまにありました。
こんなことが出来るのは、流石世界トップの企業だなと当時思ったのです。
アマゾン倉庫で働いててデメリットだと思った点
ここまではアマゾン倉庫のメリットばかり書きましたが、デメリットももちろんあります。
ずっと立ちっぱなしなので足が痛い
当然のことですが、基本的に梱包作業はずっと同じ場所に立っているので足が痛くなります。
また人によっては、梱包作業の際に猫背になるかもしれないので、身長が高い人は腰も痛くなるかもしれません。
でも足が痛くなるとか腰が痛くなるといった、体への支障はこういう倉庫のお仕事していた起こりうることなので、そこは我慢ですね。
ちなみに私は178cmあり、身長が高い部類に入るので、腰も足も痛かったですが我慢できないレベルではありませんでした。
自社バスの本数が少ないので従業員同士の奪い合いになる
上でも触れましたが私が勤めていたアマゾン倉庫では、アマゾン倉庫に行くまでに直通の送迎バスが提供されています。
作業が終わる時間が同じ人が多いので、作業が終わったあとは従業員同士のバスの争奪戦になります。
まぁ争奪戦とは言っても、アマゾン側で今日バスに乗る人数などを確認した上でバスを出しているらしいですが、一本逃したら次にバスが来るのは15分後など普通にあります。
これにより帰りの時間に影響が出てしまうので終業後のアマゾンのバスは争奪戦になります。
場所や時間帯にもよりますが、ここはデメリットとして抑えておいた方がいいかもしれないです。
食堂のご飯があまり美味しくない
私が働いていたアマゾン倉庫の中に大きな食堂がありました。
300円とかでカレーが食べれたりするのですが、ここの食堂のご飯がとにかく美味しくないです。
値段相応かもしれませんが、ここで食べたカレーは人生で初めて美味しくないと感じました。
まぁこれは私の舌の問題もあるかもしれないので、興味がある方は食べてみるのも良いかもしれないです。
ちなみにコンビニも倉庫の中にあるのですが品揃えがあまりにも悪いし商品が少ない。
コンビニおにぎりとカップラーメンの食事が多くなったのは言うまでもありません。
常連さんの中には、前もってコンビニ弁当や手作り弁当を持ってくる人も多くいます。
アマゾン倉庫内は一律にルールが厳しい
アマゾン倉庫の中はルールが厳しいです。
例えば、基本的に倉庫の中では全員一列に並んで歩かされます。
その列を少しでも乱したりするようなことがあれば、警備員の方に注意されたりします。
他にも通ってはいけない道順などがあったり、色々と厳しいルールがあるのでロボットになったような気持ちにならなくてはいけないです。
基本的にルールを乱しさえしなければいいだけの話なんですけどね。
まとめ
アマゾン倉庫でのバイトの説明は以上になります。
私個人としては、デメリットを考慮したとしてもメリットの方が上回ると感じました。
もちろん1ヶ月だけだからというのもあるかもしれませんが、ネットの評判に書かれているような”アマゾン倉庫 地獄”とは微塵も感じなかったです。
むしろ謎の自由時間もあり【アマゾン倉庫 天国】の心境でした。
以上の理由から私個人としては、アマゾン倉庫仕事は友達にも積極的にオススメできるバイトです。
少しでも興味がある方は、ネットのネガティブな内容を鵜呑みにせず一度アマゾン倉庫で働くのもありですよ。
おわり
記事上の画像はすべてamazonよりお借りしました。
この記事はアマゾン倉庫で働いた体験談です。
募集方法や場所などは不明です。
時給や待遇は場所によって大幅に違います。
どんな仕事内容でどこにあるのかなど、公式に詳しく掲載されているので直リンクも貼っておきます。
アマゾンには直接雇用や派遣雇用など募集もいろいろあります。
こちらの記事で詳しく解説してますので興味があればどうぞ。