ペイペイでお願いします。
最近では、コンビニや飲食チェーンで当たり前になってきた風景です。
スマホ決済サービス利用者の割合を見てみても、PayPayが圧倒しています。
「最も利用しているQRコード決済サービスは何ですか?」の回答です。
上の調査結果でも、圧倒的にPayPay利用者が多いのがわかります。
しかし、基本的にPayPayは、チャージするかポイントでしか決済できません。
ですから、利用可能額以上の支払いはできないシステムです。
財布を忘れたりして、急にPayPayなどを利用したいときに後払いができると便利ですよね。
この記事では、そんな時に有難いPayPayと決済サービスペイディと連携させる方法を紹介しています。
この記事でわかること
- PayPayとペイディを利用する流れ
- PayPayとペイディを連携させ紐づけさせるやり方
- PayPayが後払いで使えるお店やネット通販
その方法は、数分で完了できるほど簡単です。
今必要なくても、この方法を知っていれば急場しのぎの場面でも慌てる必要はありません。
どこよりも詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
PayPayポイントを現金化したい人はこちらの記事を参考にしてみてください。
PayPayにペイディを連携して紐付けするだけで後払いができる
PayPayは、ソフトバンク・ワイモバイルの「まとめて支払い」というキャリア決済でしか後払いはできませんでした。
しかし、BNPL決済サービス「ペイディ」と連携されるだけでPayPayでも利用できるようになったのです。
ペイディは、18歳以上なら簡単な与信審査(AI瞬時審査)誰でも利用できる翌月払いの後払いシステムです。
ペイディの仕組みは、利用した分は基本翌月10日までにまとめて支払うことができ、数分の簡単な本人確認をすることで高額商品や3回払いや6回払いも可能になるのです。
因みにアマゾンでも利用できるので利用者が爆発的に増えています。
こちらで詳しく解説していますが、ペイディに登録し本人確認の「ペイディカード(どこでもペイディ)」にグレードアップすることにより利用できるようになります。
※どこでもペイディはペイディカードに名称が変更になりました。
ペイティはペイパル傘下になったので安心
ペイディという会社を聞いたことがなく、不安になっている人もいるかと思います。
ペイディは、フィンテック企業として伊藤忠商事を中心とした多くの大企業から出資を受け設立されました。
今まで後払いをしてこなかった、アマゾンやビックカメラなどでも後払いができるようになり、ネット通販がますます便利になったのです。
そして、2021年9月にアメリカのナスダックにも上場しているペイパルに買収され100%子会社になったというニュースが飛び込んできました。
ペイパルは、欧米などを中心に電子決済や送金サービスを展開しているフィンテック企業です。
現金やVISAカードなどの情報をペイパルに移すことにより、デジタルウォレットのように決済や送金ができます。
日本でも「Qoo10」などのネット通販などで利用できるので、見かけたり使っている人もいるのではないでしょうか。
なお、ペイパルは、キャッシュフローも年々増加している黒字優良企業なので潰れる心配は皆無です。
ペイパルのうんちくを少しだけ
テスラやスペースXの創設者で有名なイーロン・マスク氏は、ペイパル前身の「X.com」を創設し、初期ペイパルでもCEOを務めていました。
そして、ペイパルが買収された資金1億6500万ドル(約180億円)がスペースXの設立資金だったのは有名な話。
また、今やなくてはならなくなったユーチューブ(YouTube)やここで紹介しているペイディのような決済サービスのアファーム(Affirm)の創業者などもペイパルの創業メンバーです。
PayPayでペイディ紐づけするメリットはたくさんある
PayPay残高で商品を購入した場合とペイディに紐づけして利用するメリットは多いです。
ペイディは独自の与信システムなので、今までのクレジット履歴やクレヒスも関係ありません。
しかも、ただ単に、借金するという感覚以外のメリットもあります。
PayPayに残高がなくてもポイント還元が受けられる
PayPayは、他のスマホ決済サービスに比べても還元サービスが多いです。
ポイントがダブルトリプルで貯まるので、現金よりもPayPayを使うのが当たり前になってきています。
しかし、残高がないと現金やクレジットカードなどからチャージする必要があります。
- 現金は残しておきたい
- クレカは使いたくない
など、いろいろな事情がある人は多いです。
そんな時に便利なのが、ペイディと紐づけする方法。
今月使った分は来月まとめて払いになり、利用状況も一目瞭然なので安心です
今お金がなくても実店舗などでご飯が食べられる
もうすぐ給料日だけど、今現在現金もなく、クレジットカードも利用限度額まで使っていると、誰かに頼るしかなくなります。
そんな時に便利なのが、PayPayとペイディを紐づける方法。
PayPayに登録している人は、スマホ一つあれば数分で簡単に紐づけができます。
しかも、紐づけ完了するとすぐに、コンビニや飲食チェーンなどでPayPayが利用可能。
もちろん、ネット通販でも使えます。
高額商品などでも3回払いが可能になる
欲しかったゲーム機を偶然見つけた際、すぐにほしいけど今そんなにお金がない。
そんなときに、あきらめてしまって買わないとずっと後悔してしまうことも…。
しかし、PayPayとペイディを紐づけするだけでその悩みは解消します。
簡単な本人確認をするだけで3,000円以上の商品は、分割手数料無料で3回払いが可能。
しかも、高額商品を購入したときに、ドカッともらえるポイントも、そのままゲットできます。
PayPayでペイディを利用するだめの前準備
人によっても違いますが少しだけ前準備は必要です。
順番に説明しますがスルーできる人はスルーして先に進んでください。
PayPayアプリの登録
PayPayにペイディを登録するので当たり前ですが、PayPayアプリへの登録は必須です。
スマホがあれば、24時間誰でも簡単に登録できます。
- PayPayアプリをダウンロード
- 電話番号と暗証番号を登録
- SIM認証で4桁の番号を入力
- 登録完了
ペイディアプリに登録する方法
次に、ペイディアプリに登録して2つを連携(紐づけ)させる準備は完了です。
- ペイディアプリをダウンロード
- メアドと電話番号を入力
- SIM認証で4桁の番号を入力
- 登録完了
ペイディカード(どこでもペイディ)で本人確認する
「ペイディカード(どこでもペイディ)」に登録すると、iPhoneやゲーム機などの高額商品の購入や手数料が要らない3回払いが利用可能になります。
本人確認は簡単ですが、運転免許証またはマイナンバーカードのどちらかが必要です。
- 身分証をスマホで撮影
- 顔をスマホで撮影
- 必要項目を記入
- 登録完了
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。
PayPayにペイディを登録し紐付けする手順
「ペイディカード(どこでもペイディ)」に登録できたら、後はPayPayにペイディを登録し紐づけするだけです。
とても簡単なのでペイディからPayPayへの登録を順番に解説していきます。
ペイディを連携する手順
ログインしたら手順どおりで簡単に終了します。
PayPayの登録手順
自動的にPayPayアプリに移動するので、そのまま登録を続けます。
利用条件は5,000円まで増額するには本人認証が必要
現在の利用上限は、5,000円までです。
増額するにはペイディカードを登録し本人確認(3Dセキュア)をする必要があります。
2023年4月17日現在、本人確認しないと使えない仕様になっていますのでご注意ください。
PayPayとペイディを連携させた限度額は?
PayPayで利用できるペイディの限度額は、ペイディの限度額と同じです。
ペイディで本人確認すると、限度額が可視化されます。
最初の限度額は10万円という方が多いようですが、何事もなければ最高限度額の30万円まで簡単に上がっていく仕組みです。
コンビニでコード決済で後払いする方法
最初に紹介したように、PayPayの電子決済サービスの利用範囲は広いです。
ペイディでチャージしたからといって狭まるものではありません。
いつもと同じように、PayPay払いでコンビニなど実店舗での支払いにも使えます。
もちろん、PayPayポイントなども還元されます。
後払いチャージしてコンビニなどの実店舗でコード決済する方法
スマホがあれば実店舗でのコード決済で支払いが簡単にできます。
普段のPayPay払いと同じように、買い物しレジで支払う際に店員に見せるだけです。
- レジで「ペイペイでお願いします」と伝える
- スマホ画面のバーコードを表示する
- スキャンしてもらう
- 買い物が完了
コード決済は、レジなどで読み取ってもらい清算します。
セブンイレブンなどは両方のアプリを連携するだけでお得も2倍になるのでおススメ。
セブンイレブンアプリからPayPayで支払うとクーポンも使え、ポイントもダブルで貰えるのでポイ活では必須です。
詳しくはこちらの公式で説明しているのでご覧ください。
PayPayはポイ活でも知らず知らずのうちに簡単に貯まるので人気です。
ネット通販やネット経由でPayPayを後払い利用する方法
PayPayは、スマホがあればネット通販でも利用できます。
ネットでの支払いはPayPay残高でしかできませんので、予め、ペイディで後払いチャージしておいてください。
- 買い物を終え支払い画面で「PayPay」を選択
- PayPayアプリが起動する
- 金額を確認し「支払う」をクリック
- 元の支払い画面に戻り支払い完了
デリバリーサイトの急場しのぎで使える方法
この方法は、ウーバーイーツや出前館のようなデリバリーサイトでも注文することができます。
お金がなくてお腹が空いたときの急場しのぎに覚えておいて損はない方法です。
PayPayでのオンライン決済はヤフー系列では充実していますが、その他のネット通販での利用できる範囲は実店舗に比べるとまだまだ少ないです。
実際、実店舗が運営しているようなオンライン家電量販店やネットスーパーなどではPayPayでの決済ができないところも多いのでこれからなのかもしれません。
まとめ
以上が、PayPayにペイディを登録し後払いをする方法でした。
未成年や学生さん、理由があってクレカを使いたくない人は意外に多いです。
また、そのままだと無理だった3回払いも可能になります。
しかも金利手数料がかかりません。
意外に簡単にできるので、登録するだけなら一切料金もかかりませんし、もしもの時に備えておくのもアリだと思います。
また、同じような方法でTマネーにペイディを連動させる方法もあります。