最近は、なかなか許可されなかった大手の企業でも副業が解禁されつつあります。
副業が解禁された大きな理由のひとつが、「人生100年時代に向けて手に職を付ける」という指針が、政府や経産省から推奨されているからです。
副業と一概にいっても、2つに分かれると思います。
手に職のパターン
- 今の仕事の専門性を高めキャリアアップする
- まったく新しい仕事を開拓する
両者ともに、今の会社を辞めた将来にすぐ仕事ができるようにするためです。
余談ですが、副業は公務員以外法律では禁止されていません。

しかし、副業にも程度があります。
休みの日にガッツリやる場合と、趣味と実益を兼ねて好きな時間や余暇を利用する場合です。
今回紹介するのは、スマホ1台で余暇を利用してできる副業の中でも今流行っているライブ配信についてです。
ライブ配信はジャンルも多く、普通の雑談からゲームや音楽など色々な種類があります。

スマホがあれば誰でも簡単にできる副業とあって、始める人が多い注目の分野です。
ライブ配信を始めてみたいけどイマイチよくわからなく、キッカケがない人に向けた記事になります。
今回はライブ配信の副業はどのくらい稼げるのかを解説します。
ユーチューバーやチャットレディとライブ配信の違い

配信系の副業と言えば、皆さんお馴染みのユーチューバーやチャットレディなどが有名ですよね。
ユーチューバーは、普通の人は再生回数に応じてお金が発生します。
動画の種類も、スキップ不可の広告動画を長時間閲覧されないとダメな場合やスキップ可能な広告動画、バーナーをクリックしなければいけない場合など広告にも色々あります。
そして、チャットレディは、男性とのチャットの会話時間に応じて歩合が発生します。
普通の会話からちょっとアダルトな会話まで、ルールやチャットレディに求められているものも、その会社やアプリによって色々です。
最近注目を浴びている、ライブ配信はこの数年で爆発的に人気が出ている副業で、誰でも簡単にはじめることができます。
ライブ配信はアダルトや出会い目的は禁止
ライブ配信のジャンルは、特に決まっていません。
しかし、集客が見込める配信は、主に次のものが多いです。
主なライブ配信の種類
- 複数のファンとお喋り配信
- 歌ったりダンスを見せる
- 目の前で料理をする
- ファンと一緒に食事をしながらお喋り
ライブ配信は、アダルト配信や脱衣をしたり露出の高い服を着てお仕事をすることはNGとなっています。
アダルト以外でも、次のような配信や利用方法を禁止にしているアプリが多いです。
- 下ネタトーク
- 出会い目的での利用
- 飲酒・喫煙しながら配信
このような配信は、ほとんどのライブ配信アプリでNGにしているので、アダルトが苦手な人や家族にオープンで副業をしたい人にもピッタリです。
ライブ配信のアプリは複数あり、それぞれに特徴があります。
なかには、自分の顔が映らずにVチューバーとして活動できるアプリもあります。
にじさんじを運営しているANYCOLOR(エニーカラー)が東証グロース市場に上場したのも記憶に新しいところです。
自分がやりたい配信に合っているアプリを見つけましょう。
ライブ配信は投げ銭で報酬が決まる

ライブ配信の報酬は視聴者、つまり配信を見ているお客さんからの“投げ銭”で報酬が決まります。
あなたの配信が面白いと感じたり、ずっと応援したいとファンになってくれればポイントを払ってくれるのです。
ライブ配信は、“投げ銭”が多ければ多いほど稼ぐことができる仕組みになっています。
人気がある配信者だと、数時間で2~3万程度稼ぐ人も多いです。
ライブ配信の始め方はとても簡単

ライブ配信のやり方は至って簡単です。
パートやバイトのように、履歴書を持って面接に行く手間は一切ありません。
ライブ配信の登録から配信するまでの流れ
スマホひとつあれば、自宅で全て完結します。
ほとんどのアプリがほぼ同じ流れです。
- 配信で使用するアプリをインストール
- 氏名や生年月日、住所、メールアドレスを登録
- 身分証明書を提出
- 登録が完了したらプロフィールを作る
- 配信開始
簡単にはこのような流れになります。
基本的には、ライブ配信は18歳以上でないとできないので気を付けてください。
登録時に必要な身分証明書は、いずれかの1点を撮影して送るだけです
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住基カード
アプリによっては、学生証でもOKなアプリもあります。
最後に、報酬の受け取り口座を登録すればお仕事の準備は完了です。
そしてライブ配信ではこれらの仕事道具も必要になります。
ライブ配信で最低限用意する必要があるもの
スマホを固定するのに必要です。
最悪100均でも売っていたりします。
最低限必要なもの | 必要度 | Amazonリンク |
---|---|---|
スマホスタンド | ||
リングライト | ||
イヤホンマイク | ||
バッテリー |
配信を開始する上で、スマホスタンドとイヤホンマイクは最低でも用意しましょう。
スタンドがないと、スマホを手でずっと持つことになりますし、イヤホンマイクがないと声出し配信ができません。
テキストよりもボイスの方がウケがいいので、ぜひチャレンジしてみてください。
また、モバイルバッテリーを持っていると、思いついたときなどどこでも配信が可能になるので便利です。
アマゾンだとセットで揃えることができます。
スタンドは、動画を見たりなど他でも利用できるのであると便利ですよ。

自分と相性のいい配信アプリの探し方や選び方

ライブ配信アプリはいまや種類がたくさんあり、どのアプリがいいか悩むでしょう。
私自身、配信アプリで稼げなかったですが、操作面も含めて居心地が良かったです。
しかし、その配信アプリを見つけるのに苦労しました。
そこで、実際に自分と相性のいいアプリを見つけた方法をや、アプリの選び方を簡単にお伝えします。
ライブ配信アプリの選び方
- 複数登録して配信してみる
- 口コミや評判をチェックする
- 他のライバーの配信を見る
配信アプリに登録するのはどれも無料なので、気になったアプリで一通りお仕事をし、自分に合ったものだけ残すという方法や他のアプリの口コミや評判を見て選ぶというやり方もあります。
特に、口コミや評判は実際にライブ配信した人の感想や、稼げた額、客層などが書き込まれているので、アプリ選びの参考になるでしょう。
それぞれの配信アプリでは、視聴するお客さんに偏りがあります。
できれば、これからお仕事をする配信するアプリにお客さん側で登録し、他の人の配信を見ることで、どんな人が集まっているのか、人気の配信はなにか分かります。
色々な方法で、相性がいいアプリを見つけて配信してみましょう。
実際に体験してみてわかった私がライブ配信で稼げなかった理由

スマホだけでできる副業ということで、筆者も配信してみたことがあります。
私は、ノンアダルトのチャットレディの経験が少しあるので、ライブ配信も軽く考えていたのです。
上で紹介したように、ライブ配信アプリに登録して実際に配信してみました。
ライブ配信は、ライブチャットのように誰かとお話をするのではなく、ライバー(配信者)が勝手に喋って聞かせたり、パフォーマンスを見せるもの。
配信している内容が面白ければ投げ銭をしてくれますが、そうでなければ無料でずっと配信をすることになります。
私の場合、週3回3時間の配信を1ヵ月続けてた結果、全く稼げませんでした。
色々な話題を出してみたり、カラオケ配信してみたり、私ができると思うライブ配信をしてみましたが、視聴者は増えても投げ銭をする人は現れません。
ライブ配信で稼いでいる人の多くは、アプリの登録からお仕事の仕方まで教えてくれる“プロダクション(代理店)”に登録するか、初期から配信をしている人に限られるようです。
全くのライブ配信未経験ではじめても、ほぼ稼げないということを、これだけやった後で私も知りました…。
ちゃんと稼ぐのなら、ライブ配信に詳しい人に稼ぐコツを教わってからの方がよさそうです。
私には、そのコツもテクニックも持ち合わせていません。
しかし、1か月体験してわかったことや、その後稼いでいる人に聞いたことをお伝えします。
ライブ配信をするときに気を付けたいこと

出会い目的での使用や下ネタNGなのはもちろんのことですが、ライブ配信は顔出しがマストになります。
私も顔出しでやっていて稼ぐことはできませんでしたが、本当に稼ぐのなら顔出しで根気強く配信するのはいいそうです。
ただし、顔出しで配信すると、身バレの危険性があります。
本業と掛け持ちでライブ配信をする人や、家族や友人にバレたくない人は気を付けましょう。
最近では、バーチャルライブが配信できるアプリも増えてきたので、そちらで配信してみるのもありかもしれません。
稼いだら確定申告が必要
ライブ配信は一定額稼ぐと毎年、確定申告を行う必要があります。
放置しておくと、脱税となり後で高額な税金を納めることになる可能性が出てきます。
ライブ配信は自営業と同じなので、勤め先が勝手に税金の調整をしてくれるようなことはないので注意してください。
まとめ
以上が、スマホでもできるライブ配信の解説になります。
ライブ配信のお仕事をはじめるのはとても簡単です。
しかし、これら4点のデメリットもあります。
- 投げ銭されないと報酬が発生しない
- 顔出しでないと客が付きにくい
- 身バレの危険性がある
- 確定申告が面倒
悪い点もありますが、人気が出れば数時間で高収入を得られる副業です。
スマホ1台でスタートできますし、勤務時間も自由に決めることができます。
隙間時間だけでも稼働させることができるので、気になったらはじめてみてはいかがでしょうか?
登録するのも無料ですし、いつでもやめることができるのでぜひお試し配信してみてくださいね。