最近「ライバー」という言葉をよく耳にすると思います。
ライバーとは、スマホのライブ配信アプリを使って、歌やダンス、雑談などのさまざまなエンターテイメントを全世界に配信する人のこと。
経験やスキルに関係なく、スマホひとつあれば誰でも簡単に始めることができるのが最大の特徴です。
本当に誰でも簡単に始めることができるの?
そう思った人も多いでしょう。
はい、アプリを登録するだけで誰でもすぐに簡単に始められます。
ライバーを初めてみたいけど、ぶっちゃけ今から始めるのはもう遅いかな?
また、こう思っている人も多いかと思います。
結論から言うと、今からライブ配信を始めても全然遅くありません。
この記事では、その遅くない理由をメインに、人気ライバーになるために大事な3つのステップをご紹介していきます。
3つのステップとは?
- ライバーの始め方のコツ
- ユーチューバーとの違い
- ライブ配信前にしておくべきこと
文末には、筆者の私が現役ライバーだからこそ実感した配信のコツや、ライブ配信のメリット、デメリット等をお伝えしてますので、ぜひ最後までお読みください。
皆様のライブ配信に対する悩みや不安が少しでも解消できればと思います。
ライブ配信は今からでも遅くない理由
まずは、このタイトルの理由からお伝えしますが、現状のライバーの配信を見てみると、ライブ配信には人それぞれの得意分野、ジャンルがあります。
ジャンルの種類は無限大と言っても過言ではないでしょう。
その人その人の得意なものが新しいジャンルとなるので、リスナーは新人ライバーの登場を心待ちにしています。
- 歌
- 楽器
- 絵描き
- 読書
- 料理
- ヨガ
- 化粧
- ゲーム
- ASMR
- 雑談
- お酒トーク
- ドラマトーク
などなど
それぞれのジャンルにも、多くの種類が存在しています。
リスナーは、面白さやためになる話など求めていることもそれぞれです。
あなたの得意分野がリスナーの求めているエンターテイメントかもしれません。
どんなジャンルの配信が、どんなリスナーさんに楽しんで頂けるかは無限大なのです。
ライブ配信は自由に得意分野を発信できるからこそ、今から始めても遅くないと言える理由です。
専属ライバーになるとメリットが多い
また、今は専属ライバーの募集に力を入れているライブ配信サービスも多くあります。
個性的な配信をしていてスカウトされたり、ライバーとして人気配信者になったりさまざまです。
また、ご自身で申請することで専属ライバーになるアプリもあります。
専属ライバーになれば、時給がもらえる場合がある以外にも、メリットが多いです。
企画の提案をアドバイスしてくれる
オリジナリティ溢れる配信は、なかなか思いつかないこともありますが、専属ライバーならその配信内容の企画をアドバイスしてくれます。
また、一人のライバーにつき、一人のマネージャーをつけてくれる事務所が多いので、徹底したサポートをしてくれるでしょう。
配信設備が整っている
事務所の専属ライバーになれば、事務所にある高度な配信設備を使用することができる場合があります。
リスナーを満足させるには、しっかりとした配信設備を整える必要があるので、大きなメリットだと言えるでしょう。
ライバー仲間が増える
ライブ配信をするには、他のライバーの配信に顔を出すことも大切になってきます。
全く知らないライバーの配信にお邪魔して、コメントをするのも勇気が入りますよね。
事務所の専属ライバーになれば、同じ空間にライブ配信をしている人もいるので、いろいろなアドバイスをもらうことができ、何より「一人じゃない」という精神的な強みとなります。
上記以外にも月に20時間以上の配信で時給1,000円以上の報酬を準備してくれている事務所もたくさん存在します。
このキャンペーンもいつ終わってしまうか分からないため、ライブ配信を始めるなら今こそ、最高のタイミングと言えるでしょう。
ライバーの始め方やプロフィール作成のコツ
ライバーの始め方については、まずはライブ配信アプリをダウンロードすることから始めます。
現状、主な有名なライブ配信アプリはこの6つ。
それぞれのアプリによって、配信方法、配信者のジャンル、操作方法、投げ銭等の違いがあるので、あなたに合ったアプリを念入りに調べた上で、ダウンロードすることが大切です。
ちなみに筆者は17LIVEを使っていて、17LIVE「イチナナライバー」と呼びます。
17LIVEはプロ仕様のアプリとなっており、ライバーとして生計を立てていきたいと考えている方には一番おすすめです。
専用のアプリ以外にも、LINEを使った「LINEライバー」やYouTubeを使った「YouTube LIVE」、昔からある「ニコニコ生放送」もライバーのひとつです。
ライバーとYouTuberとの決定的な違いは手軽さ
最近は、いろいろな人がYouTubeを使い「youtuber」として活動しています。
では、ライバーとのyoutuberの違いはなんでしょう?
簡単な違いは、ライバーはスマホで簡単に配信できること。
youtuberの場合は、動画撮影する機材や編集作業が伴います。
しかし、ライバーは生配信なので基本的に編集作業や高価な撮影機材は必要ありません。
スマホさえあればすぐに配信を始められます。
また、それを生業にしているプロが少ないのもライバーの特徴です。
配信するときにあれば便利なのが、3,000円ほどで購入できるLEDリングライトぐらいです。
配信を始める前にしておくべきこと
アイコンやプロフィールを作成する前に、有名ライバーのアイコン、プロフィール、配信内容とジャンルを確認しておくことをお勧めします。
また自分の気に入ったライバーがいれば、そのライバーを真似してしまうことも一つの手です。
真似をした上で、少しずつ自分色に変えていくことが大切です。
まったく同じにすると「パクリ」になってしまうので、あくまで影響を受けた「オマージュ」で真似てください。
いろいろな人の配信をとにかく見る
配信内容については、色々な人の配信を見にいきましょう。
配信のジャンルは絶対に固定しないといけない訳ではないので、最初のうちに色々と試行錯誤してください。
そして、リスナーからの反響が良かったジャンルで勝負してみましょう。
プロフィールは内容を濃くする
プロフィールは、人気ライバーになるために欠かせない大切なコンテンツです。
あなたのことに少しでも興味があるなと思ったリスナーは、必ずあなたのプロフィールを見にいきます。
そのプロフィールが情報の薄い、興味が湧かない内容だと、そのリスナーさんを取り逃してしまうことにもなりかねません。
あなたの全てをこのプロフィールで知ってもらうと言っても過言ではないので、時間をかけて作成していきましょう。
アイコンは個性を出す
トップの写真です。アプリの配信中のライバー一覧にはこのアイコンが出てきます。
あなたの看板となるので、とにかくあなたの個性を出しましょう。
特段派手にする必要はないですが、あなたがどういう人で、どういうジャンルの配信をしているのかを伝えることが重要です。
ライバー名は覚えやすい名前にする
親しみやすい名前にしましょう。
長い名前であれば、省略して読むことのできる名前だと人気が出る傾向にあるようです。
例:木村拓哉→キムタク
自己紹介は続きを読んでもらえる内容にする
一番大切なのは最初の2行。
あなたのメイン画面に最初に表示されるのは最初の2行だけとなるので、続きを読んでもらえるような内容にすることが大事です。
また、下記の項目を必ず埋めるようにしましょう。
- 呼んでほしい名前
- 自己紹介
- ライブ配信をやり始めた理由
- こういう配信をしたい
- 最終的な夢
- 今までの簡単な経歴
特に、大切なのは最終的な夢です。
リスナーは、「新人ライバーの夢を応援したい!」と思っている人がたくさんいます。
あなたの最終的な夢をしっかり伝えて、応援してもらうことがとても重要です。
配信内容を決め配信時間は固定するのが理想
アプリをダウンロードして、プロフィール設定も完了。
しかし「いざ配信をしようとしても、一体何を配信したらいいの?」こんな声が聞こえそうです。
どんな配信内容をリスナーが求めているかは、色々なリスナーがいらっしゃるので答えはありません。
何か一つ、なんでも良いのでその人にしかない売りを持っているライバーが人気が上がる傾向にあるようです。
最初に紹介したように、ライブ配信のジャンルは歌や楽器演奏に限らず無限大です。
例を挙げ出すとキリがありません。
一番大切なことは、その「売り」は、あなた自身が本当に好きなことを選ぶということです。
なぜなら、あなたが好きなそのジャンルを、あなたと同じように好きな人がリスナーの中に必ずいるからです。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがをご存じでしょうか?
好きなことをやるほど上達が早いです。
無理して好きでもないジャンルをすることは避けましょう。
それでも何を配信したら良いか分からない方は、まずは「雑談」から始めるのがおすすめです。
雑談のテーマを決めて、そのテーマに沿ってリスナーと会話をすることで、色々な情報を得ることができ、その会話の中からあなたの得意なジャンルのヒントが見つかるかもしれません。
おすすめの時間帯はジャンルによって違う
リスナーは10代前半の若年層から年配の方まで色々な世代の方がいらっしゃいます。
その時間帯によって見ているリスナーの層が違うので、あなたの配信ジャンルによって時間帯を調整してみると良いでしょう。
リスナーが見る時間によって配信時間が違ってきます。
朝6:00~9:00 | 配信しているライバーが少ないため、比較的ファンを獲得しやすくなっています。 また、通勤、通学中のリスナーが多いため、学生やサラリーマン向けのジャンルの配信がよいでしょう。 |
昼12:00~ | 仕事休憩に入るサラリーマン等が見にくる傾向があり、13:00〜主婦の家事がひと段落し、少しゆっくりしながら見にくる方が多いようです。 |
夕方 | 16:00以降になると、若者世代が増えてきます。 ライバー、リスナー共に若者世代が増えてくるので、若者向けの配信を考えている方は、この時間帯がおすすめです。 |
夜 | ライブ配信アプリが一番盛り上がる時間帯です。 特に18:00−22:00の時間帯がライバー、リスナー共に全ての年齢層に人気のゴールデンタイムです。 ライバルは多くはなりますが、ライバー同志のコミュニケーションや、情報交換など、色々なチャンスがある時間帯でもあるので、積極的に配信していきましょう。 |
できるだけ配信時間は固定し、同じ時間に配信するほうがリスナーやファンを増やしやすいです。
現役ライバーの筆者が実感できるメリット
最後に、ライバー歴5年の筆者が実際に経験したからこそわかる、ライバーのおすすめポイントをご紹介していきます。
ライブ配信は友達が増える
ライブ配信は一人で行うことはできません。
同じ趣味を持つライバー同士の情報交換やコミュニケーション、また様々な年齢、価値観、世代のリスナーとのコミュニケーションによって、今まで交わることのなかった人たちと出会うことができます。
ライブ配信だからこそのメリットと言っても良いでしょう。
新しい趣味ができる
先ほどもお伝えしましたが、ライバーの中には色々なジャンルの趣味や特技を持った方が数多くいらっしゃいます。
そんな色々な世代、個性豊かなライバーたちとコミュニケーションを取っていくことで、新しい趣味や、価値観に出会うことができるでしょう。
好きを仕事にできる
あなたが今まで培ってきた趣味や、得意分野を充分に活かすことのできる職業です。
その好きなことを、あなた自身ももっと好きになることができ、大勢のリスナーにおすすめする事が出来ます。
まとめ
今回は、ライブ配信をするにはまだ遅くない理由と最速で人気ライバーへなるためのコツをご紹介しました。
この記事の内容をまとめると、このようになります。
- ライブ配信の配信内容が無限大にあるため、どのジャンルが誰にハマるか分からない
- 専属ライバーのキャンペーンは、今後なくなる可能性がある
- プロフィールはあなたの看板。じっくり時間をかけて作成する
- 配信内容は、あなたが「好きな事」を選ぶ
- 配信時間帯は、見ている年齢層を理解した上で選ぶ
- ライブ配信を始めると様々なメリットがある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
この記事を参考に、ライバーとしての第一歩を思いっきり踏み出してくださいね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。