皆さんは、「急にお金が必要になったのに、明らかに足りない」という経験がありませんか。
同じではないけれど、少なからず「もう少しお金があったらな」と思っている人は多いのではないでしょうか。
というのも、当時大学生だった私は、どうしても欲しかった洋服の支払いや飲み会が重なった散財で、気が付いたら今月の支払いできないことになっていました。
「2週間後のカードの支払日まで、あと3万円必要。」
しかし、「どう考えても現金が足りない。」という事態になってしまったのです。
親にも頼れずバイトするしか方法はありませんでした。
結論からいってしまうと、派遣の日雇い・日払いバイトをすることで、この悩みを解決できたのです。
この記事でわかること
- 試食販売バイトをした理由
- 試食販売バイトの仕事の内容
- 試食販売のメリットとデメリット
お金がなくても、ストレスが溜まるだけなので考え込まないでください。
加えて、私がお伝えする方法は簡単に実現可能なので、ぜひ参考にしてみてほしいです。
さて、本題に入る前に、少しだけ私の紹介をします。
現在20代後半で、事務をしている女性会社員です。
休みの日は、家でまったりしてnetflixを見たり、今はコロナ禍でできませんが、大型連休には、かかさず海外へ1人で行き、現地での生活を楽しんでいました。
ここでは、私が以前経験した単発の派遣バイトでどうやって乗り切ったか、誰でも決断すればできるお金がピンチな時の対処法をご紹介したいと思います。
私が試飲・試食販売のバイトをした理由
「2週間後のカードの支払日まで、あと3万円必要。」だった私は、すぐにお金がもらえる仕事をタウンワークなどで探していました。
【高時給・単発・日払い・バイト】で検索していて、たまたまヒットしたのが試飲・試食販売の派遣バイトです。
これをきっかけに応募し、働き始めることになります。
「私にできるのかな?」という不安もありましたが、イメージできる仕事内容なのと高給と単発日払いに魅力を感じたのが理由です。
試飲・試食販売バイトの面接では大きな声が重視される
まずは会社へ行き、派遣登録を済ませたら、希望日を伝えると早速案件をもらいます。
ちなみに、これらは毎回異なります。
- 〇〇スーパー〇〇店
- 〇月〇日
- 〇時から〇時まで
- 商品名
これらが決まれば、細かい商品説明を受けて事前資料に目を通します。
事前資料には、セールストークに必要な商品の特徴や、お客さまとの質疑応答に必要な内容が細かく記載されていました。
そのあと、誰にでもできる簡単なセールストークの声出し練習を行います。
声の大きさが、商品の売れる売れないを左右することになるので徹底的に反復練習。
具体的には、事務所の端から端に届くくらい大声を出しての練習です。
指導してくれるスタッフさんもめちゃくちゃ声がでかく圧倒されます。
初めてのことなので、人前で大きな声を出すのは恥ずかしいと思うかもしれません。
しかし、私がそうだったように、恥ずかしいのは最初だけで、すぐに慣れます。
難しいことではありませんでした。
試飲・試食販売バイトのお給料
私が働いていた試飲・試食販売バイトの派遣の給与は、その週に働いた分を翌月曜日に受け取ることができました。
事務所での手渡しです。
拘束時間は、およそ9:00から18:00で、お昼休憩1時間です。
時給1,000円計算で日給8,000円、そこに交通費が上乗せされます。
そして、月に数回、会社の販売促進キャンペーンでお給料アップがあります。
その際は、日給が10,000円程度になります。
当時金欠だったので、土日に限らず、お仕事があれば平日も仕事をしました。
しがらみもなく、やった分だけお給料になりありがたいお仕事でした。
試飲・試食販売バイトお仕事の流れ
家を出る前に、「〇〇です。これから現地へ向かいます」
仕事内容は、出勤前に会社に電話するところから始まります。
現地へ着いたら、「〇〇です。到着しました。これから勤務開始します。」と電話します。
派遣バイトでも、ひとりで現場に向かい、すべてひとりでやらなければいけないので、会社への報告と連絡は欠かせません。
試食の準備を始め、時間が来たらスタートです。
試飲・試食バイトは配るのが一番の仕事
大きな声で、案内のセールストークをし、目の前を通りかかる人全員に声をかけ、試飲・試食を促します。
うまくいけば、購入につながります。
販売ノルマはないので売れても売れなくても給料は一緒です。
しかし、やはり全然売れないと心が折れそうになりますが、逆に飛ぶように売れると嬉しくなります。
、販売ノルマはないですが、売れると気持ちがいいものです。
慣れると試飲・試食の売れるコツがわかってくる
明るい表情で大きい声を出すことで、人が寄ってきます。
何かやってるな、とわかってもらえるからです。
逆に小さい声だと、自信がないと思われるのか当然のようにお客様はスルー。
そういうわけで、事務所での事前の声出し特訓が実践に生かされます。
無理に押し売りするよりも、興味を持ってもらい足を止めさせるのが一番大変です。
経験してわかったことですが、売り場では、ウインナーやヤクルトは大人から子供まで、ほぼすべての人が味見してくれます。
しかし、ほとんどの人が買ってくれません。
新商品のR1やハーゲンダッツになると、味見のあと購入される方が多いです。
新鮮な味や味覚で家族にも買っていってあげようと思うからでしょうか。
また、試飲・試食販売は、商品に対する嫌味を言われることも珍しくありません。
「私はメーカーの人間ではなく、売り子です。」と言いたいところを抑えて、笑顔で乗り切りました。
逆に、「お疲れさま」とねぎらいの言葉をいただくこともあり、これがすごいパワーになって頑張れる瞬間です。
終了時間が来たら、その日試飲・試食に使った個数を数えて日報を書き、お店のスタッフに挨拶をして本日は終了です。
帰宅後は日報をメールで提出し、翌月曜に会社へ行ってお給料をいただきます。
以上が、一日のお仕事の流れです。
余談ですが、忙しいお店だとすぐに時間は経ちますが、空いているお店だと手持ち無沙汰で時計を見る回数が増えます。
私が感じた試飲・試食販売のメリットとデメリット
試飲・試食販売は、大都市に限らす割と多く募集しているバイトだと思います。
私が働いてみて感じたメリットとデメリットをシンプルにまとめてみました。
試食販売バイトをしてみて感じたメリット
あくまで私が試食販売バイトを働いてみたメリットです。
わかりやすいように箇条書きでまとめてみました。
- 働いた翌月曜にお給料が入る(土日働いてその次の日の月曜にお給料GET)
- 残業なし
- 毎回、知らない町で働くことができて新鮮味がある
- 売上ノルマなし
- 仕事が決まったら、事務所で声出し練習や商品説明を受け事前に勉強の機会があるので簡単
- 自分のやりたい分野を伝えておくと、回してもらえることがある(百貨店の地下がいい、ハーゲンダッツを売りたいなど)
このようなメリットの中でも、一番嬉しかったのは残業なしで売上ノルマなしという点でした。
仕事をやり切った満足感が得られます。
試飲・試食販売のデメリット
わかりやすいように箇条書きでまとめてみました。
- 毎回違う商品を売るため、販売する商品についての知識が必要
- 県外や遠方へ行くこともあるため、朝は早い
- 立ちっぱなしなので寝不足だと辛い
- 冷蔵商品売り場での販売が多いので体が冷える
- 時々メーカーの人が見回りにくるのでサボれない
- 大声を出してお客さんの呼び込みをするので気分が乗らない時はしんどい
このようなデメリットがありますが、明日お金がもらえるんだ!あと少し頑張ろう!と言う前向きな気持ちになれました。
慣れてしまえば、どれも辛いことではなくなります。
さいごに
以上が、試飲・試食販売バイトの体験談になります。
当時、至急お金が必要だった私には、まっとうで現実的な方法ですぐにお金が入る仕事を探していました。
試飲・試食販売バイトは、残業や夜勤はないですし、特別なスキルも必要ありません。
なんと言っても、働いた次の日くらいに手渡しでお給料がもらえますので、しんどくても頑張れました。
以上の経験より、お金がない時でも、まだ少し時間があるなら諦めずに派遣バイトをすることで、私のようにお金を稼ぐことができます。
今回は、「急にお金が必要になった時の解決方法」を私の体験に沿ってまとめてみました。
皆さま、お金がない時には考え込まずに、まずは派遣の日払いバイトに登録してることから始めてみてはいかがですか。
派遣会社のしくみや単発バイトの検索にはこちらの記事が参考になります。