今回ご紹介する単発バイトは、イベントやコンサートスタッフの仕事内容についてです。
コンサートスタッフのお仕事は、単発バイトの募集の中でも人気がある職種のひとつ。
今はコロナになりイベント自体が少なくなりましたが、収まれば徐々に増えていくことが確実な現場といえます。
きっとこの記事をご覧になっている方は、イベントスタッフやコンサートスタッフは聞いたことがあるけど、どんな仕事なのか興味や不安があるはずです。
不安や疑問は、仕事をした人の体験談が役に立つことが多いと思います。
この記事でわかること
- コンサートスタッフの仕事内容
- コンサートスタッフで大変だと思うこと
- コンサートスタッフのお給料事情
この記事を読むことで、応募する前の不安や疑問が解消できるようになっているはずです。
コンサートスタッフのバイトに興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
コンサートスタッフバイトの仕事はもぎりだけじゃない
ライブコンサートスタッフの仕事は、会場を準備する大道具や照明さんなどの補助から、会場に来場する人達に向けたグッズ販売などの物販や会場警備など多岐に渡ります。
仕事は派遣経由や直接雇用どちらも多く見かけます。
一番多い募集で割と経験も問われないのが、来場する方々に「チケットもぎり」や「座席案内」する仕事です。
私も「コンサートスタッフ」の経験ではこの仕事内容が一番多く経験しました。
「チケットもぎり」の仕事内容は、その名の通りチケットの半券を延々ともぎるだけの仕事。
「チケットもぎり」は、コロナもあり徐々に電子チケットになり衰退していくと思いますが、コロナ前に私が経験したことをお伝えしたいと思います。
コンサート会場に入場する際に入場チケットを来場者から受け取り、日時の確認をしてからチケットの一部を切り取って半券を来場者の方にお返しする作業を延々と繰り返します。
本人確認が必要なコンサートもあり、もぎり前に大混雑していることがありました。
なかには本人確認でスタッフとトラブルになり連れていかれるのも横目で目にしたこともあります。
ベテランスタッフなどは「今日はドナドナが多いね」などと耳にしていて、専門用語をひとつ勉強になったと思ったりもしました。
チケットもぎりの仕事は最初だけ
「チケットを切るだけなら簡単だ。ラッキー」と思って応募すると、キツイ目にあうと思います。
なぜなら、チケットを切るのは入場の時だけだからです。
入場が終わった後は、案内係になる場合や、会場の見回りとして会場を巡回する役割などがあてられるケースがよくあります。
私自身も、「チケットもぎり」としての募集に応募してお仕事をした時も、最後は案内係として仕事をすることがほとんどでした。
「あれ?募集内容と違う」と思う仕事をすることが多いのはコンサートスタッフの特徴のひとつ。
最初から、その可能性があることも分かったうえで参加することをお勧めします。
大学生のライフスタイルに合致しているバイト
イベントは朝からのこともありますが、コンサートスタッフの募集がかかるコンサートの大半は夕方5時から7時の開演がほとんどです。
夕方開演のお仕事の場合、大学の講義が終わってからでもアルバイト可能となるので、勉強優先の大学生のライフスタイルにとっても時間的に好都合となります。
大きな箱が近くにある大学生の皆さん、ぜひ挑戦してみませんか。
初めてのコンサートスタッフバイトで大変だと思うポイント
ライブコンサートですので、会場に来場する人がとても多いです。
チケットもぎりにしても、座席案内のお仕事にしても、人がどんどん訪れるので作業数が半端なく「まだか、まだか」と感じになります。
まず、コンサートスタッフは、ミーティングから始まり、注意事項やよくある質問などを頭に叩き込み作業をしなければいけません。
仕事内容も、「もぎりが終わったら〇番の入り口で座席案内して」とか「もぎりが終わったら〇番から〇番の通路の座席案内して」など具体的な指示が多いです。
仕事当日に会場に来て、初めて聞いた内容を短時間で理解しなければいけません。
基本的に接客業務
チケットもぎりと座席案内は、来場者と直接関わることが多いポジションです。
さっきのミーティングでイベントの説明を受けたばかりの人が、来場者からの様々な質問やトラブルに対応しなければならないのでとても大変なお仕事です。
「座席の不満」や「チケットをなくした」などがあった場合は、責任者につなぐなど瞬時に対応しなければいけません。
自信がない人は最初、開演時間の短い「スポーツイベント」や「ヒーローショー」などのイベントからのスタートするのが賢明かもしれません。
そして、徐々にコンサートスタッフとして慣れてきたら、長時間のイベントに参加するのも一つの手段です。
コンサートスタッフバイトのお給料事情
コンサートスタッフは時給というよりは日給のパターンが多かったです。
17時から22時の4~5時間勤務のものが多く、だいたいこの位の勤務時間で日給6,000円。
まれに終電近くまでなるライブもあります。その場合は時給も高くなるのでおすすめです。
朝からのイベントやお昼と夕方からの2部制コンサートなどの場合は、拘束時間も長くなり1万円を超えたりもしました。
また、お弁当も無料で出ていることが多かったです。
コンサートスタッフは熟練の人も多いですが、「チケットもぎり」や「座席案内」は、始めて経験するような人も多く、年齢層も学生が大半なので気負うことなく仕事ができます。
まとめ
以上、コンサートスタッフの「チケットもぎり」と「座席案内」のお仕事について私の経験をもとにご紹介いたしました。
単発バイトは、隙間時間を利用して自分にとって働きやすいタイミングで自分のスケジュールに合わせた仕事をすることができるのが最大のメリット。
チケットもぎりは、コロナ禍の影響もあり徐々にデジタルチケット(電子チケット・デジチケ)になっていくのだと思います。
それでも来場者に対する対応をするスタッフは必要です。
また、座席案内や誘導のお仕事はなくならないので、単発のコンサートスタッフも騒動が落ち着けば徐々に増えていくのだと思います。
私がそうだったように、コンサートスタッフは人と接することが多くやってみて楽しいと感じるお仕事です。
あなたも新たな自分を発見できるかもしれません。
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