パチンコ必勝法のひとつにボーダー理論があります。
ボーダー理論とは、「確率は最終的にはその数値に近づく」という確率論に基づいています。
難しい言葉でいうと確率変数の収束といい、昔からあるあらゆるギャンブルに当てはまる正攻法の確率論です。
この記事でわかること
- ボーダー理論ってなに?って人への基礎知識
- ボーダー理論を理解して勝てるようになる方法
- 勘違いしている人が多いボーダー理論
ボーダー理論通りに打っているのに全然勝てないよ
パチンコやパチスロだとボーダー理論なんて関係ないよ
パチンコやパチスロで勝てない人は、そう思っている人も多いです。
こういった人たちは、ボーダー理論を理解しているつもりでいて、実は理解度がまだまだ低いのだと思います。
結論から言ってしまうと、ボーダー理論を活用するとパチンコやパチスロでは絶対に勝てます。
では何故勝てないと誤解してしまうのでしょうか?
それは、上でも言いましたが、ボーダー理論の本質を理解できていないからです。
私も学生時代にボーダー理論を初めて知った時、その通りに実践しているつもりなのにどんどんマイナス収支が増えていきました。
しかし、パチンコ業界で働いているうちに、ボーダー理論の本質を理解して実践することで、毎年の収支が数十万円のプラスになりました。
今回の記事でボーダー理論に基本的なことを解説していきます。
記事を読み終えるころには、間違って理解していたボーダー理論を改めるキッカケになっているはずです。
ぜひ、正しいボーダー理論を理解してパチンコやパチスロで勝てるようになってください。
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ボーダー理論の基本は回転数の期待値がプラスになること
ギャンブルにはいくつかの必勝法があります。
ここで紹介するボーダー理論の他にも、マーチンゲール法もそのひとつ。
マーチンゲール法も時間がある人は学んでおきましょう。
それを踏まえて、ボーダー理論の基本を解説していきます。
例えば、10種類で当たりが1枚のゲームをしたとしましょう。
当たりカードを連続して引いたとしても、それは運でしかなく、1,000回繰り返して平均すれば結局10分の一の確率になるという理論です。
至極当たり前のことなのですが、当たりを2回連続で引くこともあれば20回引けないこともあり、パチンコやパチスロではそこにオカルト要素が加わるわけです。
ボーダー理論とは、パチンコだと「千円あたりの回転数が期待値がプラスとなるように打ちましょう!」というものです。
具体的に機種名と数値を出しながらご説明します。
機種毎の詳細なボーダーは【パチンコの機種名 ボーダー】でグーグル検索すると、すぐに出てきますので参考にしてみてください。
「PF 機動戦士ガンダムユニコーン」の場合
では、早速ユニコーンを例にご説明します。
見やすいように数値は極力、四捨五入したものを記載しますね。
PF 機動戦士ガンダムユニコーンは等価交換の場合、千円あたりの回転数が18回転以上で期待値がプラスとなり、18回転未満で期待値がマイナスです。
千円あたりの回転数18回転が期待値がプラスマイナスゼロになるボーダー(境目)となるわけです。
このボーダー以上に回る台を打ち続ければ勝てるというのがボーダー理論の基本です。
ボーダー理論の偉大さを解説
ボーダー理論の偉大さを「通常時の大当り確率は約1/319」の数値で説明します。
パチンコが必ず確率通りに当たると仮定し、千円で20回転回る台と30回転回る台を比較します。
千円での回転数 | 理論上必要な金額 |
---|---|
20回転の台 | 約16,000円必要 |
30回転の台 | 約11,000円必要 |
319回転回すのに必要な金額は、一目瞭然ですね。
その差は5,000円になります。
ここで皆さんはパチンコが確率通りに当たるわけないだろと思われるかもしれませんが、今は多く回れば回るだけプラスなんだなというのをご理解頂ければ大丈夫です。
ボーダー理論とは確率が収束するまで期待値を積み上げていく作業
では、何故ボーダー以上の台を打っているのに勝てないと思ってしまうのか?
それは「期待値が収束するのに必要な試行回数が足りていない」からです。
統計学の確率の考え方によると、「95%なら当たりじゃないか?」いう考え方があるそうで計算式もあります。
【試行回数n=1.96の2乗×(分母k-1)÷誤差rの2乗】
これに当てはめると、確率の収束に必要な試行回数は約300倍になるようです。
つまり、1/319のミドルスペックを打つ場合は、確率の収束には95,700回転必要ということになります。
機種にもよりますが、1時間で通常状態を回せる数は約250回転です。
パチンコの営業時間を13時間として、全て通常時だったとしても95,700回転到達までに30日近くかかることになります。
これでは、ボーダー+1回転の台を1日打った程度では1/319が上下に大きくぶれますので、負ける日もあれば勝てる日もあるというわけです。
極端な話をすると千円で50回転回る神台があったとしても、そのスペックが1/319のミドルなのに千円で打つのをヤメてしまっているようなものです。
皆さんの中でミドルスペックの通常時を95,700回転も回している方は中々いらっしゃらないと思いますので、勝てないと誤解してしまっても仕方ありません。
ボーダー理論とは、確率が収束するまで期待値を積み上げていく作業なのです。
ということは、甘デジであれば1/100なので勝てそうだな!と思うわけですが、全国的に甘デジをボーダー以上に回してくれるお店はほぼ無いのが現状です。
ボーダー理論では連チャン中の出玉も意識すべし
ボーダー理論と聞くと皆さんは通常時の回転数を意識しがちです。
攻略サイトや雑誌を見て「通常時の千円あたりの回転数が○○回転超えていれば勝てるんだ!」と思ってしまいます。
しかし、パチンコの期待値は以下の関係で成り立っています。
期待値=①初当たり後の出玉の平均 ー ②初当たりまでに必要な金額の平均
①の値が大きければ大きいほど、②の値が小さければ小さいほど期待値が大きくなることがわかるかと思います。
少しわかりにくいので、具体例を出してご説明していきます。
甘デジで確率通り1/100で必ず当たり、必ず5,000円の出玉が獲得出来ると仮定した場合、以下がボーダーの計算式です。
①5,000円 – ②5,000円(100回転÷20回転✖×1,000円) = 期待値±0円
この台のボーダーは20回転であることがわかりました。
しかし、右の釘が悪くてラッシュ中に出玉が10%減る場合は
①4,500円 – ②5,000円 = 期待値−500円
となり、ボーダーが20回転では足りなくなります。
期待値をプラスマイナスゼロにするためには
①4,500円 – ②4,500円(100回転÷22.2回転✖×1,000円) = 期待値±0円
なんと出玉が10%減るだけでボーダーが2回転も上がってしまうのです。
ボーダーが連チャン中の出玉によって大きく左右されることがおわかり頂けたかと思います。
あなたが考えているボーダー理論は間違ってないか?
攻略サイトや雑誌のボーダー表記をよく見ると以下のような前提条件が書いてあります。
・大当り出玉4%減の場合で計算
・電サポ中は出玉増減なしで計算
欄外などに書いてあるので、見落としがちですがこの前提は非常に重要です。
打った台が実は大当り出玉5%減となるだけで、気づかない内にボーダーは上がってしまっていることは前項でご説明しました。
ボーダーの前提条件で「ラッシュ中の出玉増減なし」の場合1発も損しない打ち方ですので、現実的ではありません。
ボーダーを調べた際には前提条件にも注目して頂き、自分の打っている台と差異はないか?
実はボーダーが高くはないか?という点にご注意頂ければと思います。
勘のいい方は既にお気づきかもしれませんが、ここで、皆さんに朗報です。
逆に前提条件よりもいい台で打つことができれば、ボーダーは下がるということです。
次の記事では、ボーダーの下げ方とボーダー以上の台を見つけるコツとして【立ち回り編】でご紹介していきます。
まとめ
ボーダー理論の基本的な説明は以上です。
本文で説明したボーダー理論の本質をまとめます。
- 確率が収束するために試行回数が必要
例え1日負けたとしても、期待値を貯金しているんだ!という強い気持ちをもって、試行回数を増やしましょう。 - ボーダーは連チャン中の出玉によって左右される
ボーダー算出の前提条件を理解し、自分の打っている台と差異がないか確認しましょう。
ボーダーが実はもっと高くなっているかもしれません。
ボーダー理論を理解することは、パチンコで勝てる最低条件です。
運は何回も続きませんが、例え負け続けていてもボーダーを上回ることを続けていけば期待値は収束していきます。
自分を信じて300回は続けてみてください。
きっと勝てるようになっているはずです。
ここで紹介したボーダー理論と並んでギャンブルの必勝法と言えるのが、マーチンゲール法です。
マーチンゲール法は、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。