私は学生のころから数年前まで貯金ができなくて、毎日毎日、毎月毎月、給料日前になると本当にきつい生活を送っていました。
しかし、きつい生活を送っていたと言っても、私は周りの人と比べてお給料が少ない訳ではなく、また遊びなどの交際費が特別多い訳でもなかったです。
みんなは、「どうやってやりくりしているんだろう?」と本当に不思議で仕方がありませんでした。
- なぜ貯金ができないのか?
- いつも知らない明細記録がある
- つい衝動買いをしてしまう
以上この3点が「貯金残高ゼロ時代」の悩み。
けれど、私も今後の将来の計画を立てたいと思いはじめ、「貯金」を本格的に考え始めたのです。
貯金しようにもどのように貯金をしたらいいのか分からない中でスタートしたカイゼン。
試行錯誤の末に、私の悩みの本質を考え、悩みの本質に対して無理なく解決できる方法、つまり自分に合った貯金方法を見つけることができました。
この記事でわかること
- 貯金ができなかった私ができるようになった理由
- 買い物リストのクセをつけるとお金が貯まる
- 先取り貯金を成功させるコツ
その結果、社会人になったばかりの私ですが、毎月5万前後貯金することができるようになったのです。
大学4年間、貯金残高ゼロの月が大半を占めていた私でも、貯金をすることができたのです。
ここにたどり着いたということは、私と同じ悩みを持っている方がいらっしゃると思います。
あなたが、今からご紹介する節約・貯金方法を無理なく実行できそうであれば、きっと年間貯蓄額のある程度の見当がつき、将来設計にも役に立つはずです。
この私でもできた、とても簡単に貯金できた方法を早速ご紹介いたします。
貯金残高ゼロだった私が見直した3つのカイゼン
私がそうだったのですが、闇雲に節約してもしんどいだけですしなかなか続かないと思います。
ですから、すぐにできる方法から見直すことにしたのです。
見直した3つのこと
- レシートを見直した
- 買い物リストを作成した
- 必要経費を意識した
以上の3つを見直したり意識することから始めました。
買物した「レシートや利用明細を見直す」ことから始める
私は、買い物した明細書やレシートを見返すこともなかったですし、たまたま出てきたレシートを見ても「いつ買ったんだっけ?」という感じでした。
また、クレカの明細の中に、記憶にない決済の利用記録があったりもする次第です。
そこで、レシートや購買記録を改めてひとつずつ見直してみました。
- これは買って後悔したものではないのか?
- これは今使っているものなのか?
見直してみて分かったことは、恥ずかしいことに半分ぐらいが必要ないものでした。
クセを付けることで買物の瞬間も見直せるようになった
毎月見返えすクセを付けることで、徐々に買い物する瞬間にも見直せるようになったのです。
その結果、衝動買いをすることが減りました。
買ったもの・買おうとしているもの、それは本当に必要なものですか?
あなたも先月買ったものを考えて振り返ってみましょう。
毎月毎月きちんと振り返ることで、明細の中の記録をひとつひとつ説明できるようになると思います。
そうしているうちに、不必要な衝動買いが減ること請け合いです。
「買い物リスト」を作成して衝動買いを防ぐ
上で紹介した毎月見返えすクセを付けることは、衝動買いを防ぐことになりました。
無駄なお買い物を改めるために「安いから買っておこう」ではなく「必要なものだけ買おう」という考え方に転換したのです。
この考え方は私にとって本当に有効的でした。
「必要なものだけを買う」ために私はお買い物に行く前に「買い物リスト」を作るクセを付けるようにしたのです。
「買い物リスト」を作ることで衝動買いをすることがなくなりました。
リストを作ることで無駄なものを買わなくなった
「なるべくお金を使わない方法」つまり「無駄なものを買わない」ということになります。
スーパーに行ってお買い物をするときも、面倒ですが事前に作るメニューを決めてから、必要な材料をメモして買いに行くのです。
すぐ必要でないものはアマゾンのほしいものリストのように、スマホのメモにまとめておくことで、ほしいものを一括りで管理できますし、本当に必要なものの優先順位も付けられます。
そうすることで、「無駄なお買い物」が減ることにもつながります。
必要経費を意識すると節約しやすくなった
買い物を見返すことと並行して考えたのが、「貯金をする方法」です。
私は、「なぜ貯金がないのか」「貯金ができないのか」この悩みについて考えました。
なぜ、私は貯金がないのか、よりもなぜ貯金が出来ないのか?ということを優先して考えた結果、ふたつ答えにたどり着きました。
- 必要経費を常に意識する
- 効率よく節約する
そうです。至極当然のところに行きついたのです。
必要経費は、家賃や水道光熱費、携帯電話料金などの月々必要な生活費に交通費などを加えた経費のこと。
この「必要経費」を除いた出費額をできるだけ少なく「効率よく節約すること」が、最も効率の良い貯金方法だと遅まきながらに気が付いたのです。
当たり前のことですが、言葉でいうほど節約は簡単ではありません。
そこで私が取り入れた方法は、先取り貯金という考え方です。
先取り貯金を実施すると自然にお金が貯まっていく
先程お話しした通り、私の「できるだけ節約して出来るだけお金を残そうという考え方」を改めるために「先に貯金をしておき、残り分で生活しよう」という考え方に転換したのです。
この考え方こそが、「先取り貯金」なのです。
先取り貯金というと、あなたも1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも、本当にこの先取り貯金はとても有効です。
先取り貯金での注意ポイントは2つあります。
先取り貯金を成功させる2つのポイント
「先取り貯金」や「先取り貯蓄」という言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。
仕組みは簡単です。
給料日に決まった金額を違う口座に移してしまうだけです。
本来は、給料から天引きされる積立貯金や社内貯金が推奨されています。
しかし、私には敷居が高く現実味もないので、貯金専門の口座を開設することから始めました。
最近ではネット上で完結するネット銀行で簡単に開設することができるので便利です。
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私の場合は、毎月2万円を給料日に新しく作った口座へ移動することから始めました。
長続きしないと意味がないので、最初は5,000円でも1万円でもいいと思います。
絶対に守れる現実的・堅実的な額に設定することが大事です。
先取り口座は絶対に出金しない
その貯金口座は「絶対に出金しない」というのが先取り貯金のルール。
どんな事情があろうとも貯金すると決めた額で、途中で引き出すことは絶対に禁止です。
注意してほしいのは、いくら貯金をしたい気持ちが強くても無理は禁物です。
貯金は末永く行うものですので、無理しても良い方向には向きません。
- 毎月決まった金額を給料日に別口座へ移動
- 移動した口座は絶対に出金しない
以上2点を理解して、淡々と行うことがコツです。
くれぐれも、無理のない額を決め毎月先取り貯金していきましょう。
結果的に、先取り貯金をすることは年間でどの位の貯蓄額になるのか見当がつき、実際に一年たった時には貯まっていますので、今後の将来設計にも、とても役に立つことになります。
まとめ
以上、私が苦にすることなく貯金ができた方法をお伝えいたしました。
貯金の本質は「何にお金を使ったのか把握しておくこと」「なるべくお金を使わないこと」この2点にあると思います。
まずは、あなたのお財布にあるレシートやクレジットカードの明細を今すぐにご確認してみてください。
まずは、あなた自身がなぜその商品を買ったのか、本当に必要な物だったか、きちんと把握し、管理できているのか確認することから始めませんか?
そして、メモ帳機能を有効活用し、あなたの出費を抑えることで「無駄なものを買わない」生活が始まります。
この記事があなたの生活をより豊かにできる第1歩となればうれしいです。
私自身も日々貯金方法を研究しながら、日々奮闘しています。
皆さんが無理のない節約と無理のない貯金で、豊かな幸せな毎日が送れますように。