コロナの影響でしばらく海外旅行ができなくなりましたね。
ずっと続くわけがないとの思いから、旅行に行けることを前提でお金にテーマを絞ったハプニングをお伝えします。
出発⽇を指折り数えて、いざ待ちに待った旅⾏の始まりと思っていたら突然起こる思いがけないハプニング。
本記事では、主に私や知り合いが実際に経験したハプニングを踏まえ、その時の緊急対処法をご紹介したいと思います。
多くの被害は、事前にある程度の情報収集をしておくとで、防げることが多々あります。
実際にハプニングが起きても焦らなくていいように、起き得るハプニングとその対処法、そして思いがけないハプニングに備えて事前に準備しておくといいものを紹介します。
この記事は、給料前の急場しのぎとは直接関係なく、海外旅行での急場しのぎ記事になります。豆知識としてご覧くださいください。
海外旅行で詐欺やお金にまつわるハプニング4つの対処法
海外旅行でもお金のハプニングは突然訪れます。
- どういった場⾯で詐欺に遭ったのか?
- お⾦を取られたか?
- その時のベストな対応とは?
現実に訪れるハプニングは慌てても仕方ありません。
私や知⼈が体験した場面をもとに、対処方法を4つ紹介したいと思います。
どれも、⽇本ではあまり体験したことがないものばかりです。
観光地で⼦供が近づいて来て笑顔で花束などをくれる場面
欧⽶で多い詐欺の⼀種です。
よくあるのが、笑顔で若い子供が近づいて来て、ミサンガを⼿に巻かれたりすることなど。
感謝の気持ちを伝え、キッパリと断りましょう。
曖昧な態度や笑顔は相⼿に勘違いを与えます。
⼀度受け取ると、即座にまたお⾦を要求されます。
ATMでお⾦を下ろした後に⾒知らぬ数名に囲まれ現⾦を要求される場面
南⽶で多い犯罪行為です。
少額のお⾦を渡して逃げてください。
集団かつ武器を持っていることもあります。
知り合いは、断った後に大勢に袋叩きにされ、現地の病院で⼿術をするほどひどい⽬に遭いました。
対処方法
命の危険を感じたら、お⾦を渡し、その場から逃げてください。
トラブルに巻き込まれないよう、現地ではあまりATMを利⽤しないのが無難です。
利⽤しても⾼額なお⾦は下ろさないほうが身のためです。
特に、旅⾏者とわかるような格好・⼤きなリュック等を持っていたら、囲まれる可能性が⾼いです。
⾒知らぬ⼈に⼀緒にお酒を飲もうと誘われついていったら奢ってくれた
道を聞いて日本から来たといったとき、日本に興味があるといわれお酒をごちそうになった。
仲良くなったので、2軒⽬に⾏くと、⾼額なBARで、所持⾦がたりないのでトイレに⾏くフ
リをして出ようとすると、全員グルだった。
捕まえられて⾼額なお⾦を迫られた。
対処方法
何かと理由をつけて、お⾦がないアピールをしてください。
もしくは、⼿持ちのお⾦がこれだけしかないと伝え、それを渡して逃げてください。
たとえ仲良くなっても、裏があるかもしれないと考えることも必要です。
世の中にはいい⼈ばかりではありません。
想像を遥かに超えるような出来事が待ち受けてることがあります。
切符を買うのに戸惑っていると親切に助けてくれた
海外の駅で切符を買っていたらホームレスの⽅が近づいてきて、親切にも購⼊画⾯の進め⽅を教えてくれ、助けてくれたことがあったのです。
そして購⼊後、チップを要求されました。
対処方法
状況にもよりますが、命の危険が伴うようであれば、数ドルであれば渡してその場から逃げてください。
基本的には渡さなくて良いと思っています。
周りでカモを探している詐欺師などがこの光景を遠目で眺めている可能性もあるからです。
旅⾏中お⾦やお財布を盗まれた時の対処法
ここからは、「盗まれた」状況に直⾯した時の対処法を順番に紹介します。
説明する上からから順番に⾏ってください。
クレジットカードを⽌める
なくしたとわかった時点でカード会社へ即連絡してください。
クレジットカード会社の番号は、多くの場合、カード裏⾯に記載してあります。
気を付けたいのは、受付時間です。
⽇本との時差の関係から、電話してもつながらないことがありますので、注意してください。
現地の警察署か⽇本⼤使館へ⾏く
まずは、現地の警察署で盗難の届け出をしましょう。
その後、盗難にあったものを細かく報告し、「紛失・盗難証明書」を作成してもらいましょう。
これは、後に保険請求する際に必要となります。
また、報告しておくことで、万が⼀⾒つかった時に、⾃分の元へ返ってくる可能性があります。
海外は⽇本と違い、落ちているものをそのまま警察へ届けてくれる⼈ばかりではありません。
したがって、⼀度なくしたものが、⾃分の元に戻ってくる可能性は低いのが事実です。
キャッシングをする
もし、⼿元にキャッシングできるカードが残っていればキャッシングを使いましょう。
⼿数料の問題はありますが、時間とお⾦をかけて、休みをとって来た海外で、お⾦を取られたから何もできないというのはあまりにもったいないことです。
⼆度と来れないかもしれないという気持ちで、帰るまで楽しんでください。
家族や知⼈に送⾦を依頼する
お⾦やクレジットカードをなくして⼿持ちのお⾦がない場合の最終⼿段です。
帰国後に返済することを前提に、送⾦してくれる⼈がいれば、頼ってみるのも⼀つの⼿段です。
私が経験した移動中に財布をとられた話
私は、海外で⼀⼈で夜⾏バスに乗⾞し、寝ている際にお財布を取られたことがあります。
くたくたで疲れていたので、⼤きなリュックを座席の横に置き、身につけていたお財布をリュックの下に置いて寝ました。
深夜なので、取られるなんて想像もしていませんでした。
しかし、朝、⽬的地へ到着し、⽬が覚めたら財布は消えていました。
財布がないと気付いてすぐ、慌ててカード会社へ連絡し、カードを⽌めてもらいました。
幸いにも、親切な⽅がSNSを通して直接私に連絡をくださり、結果として、⼿元にお財布が帰ってきました。
⼊れていた現⾦数万円は抜かれていましたが、パスポートとクレジットカードが無事だったことは奇跡に近いです。
この件以来、お⾦などの貴重品は、100均などで、中身がみえないジッパー付のケースに⼊れています。
私の経験上、お⾦は分散して所持するのがベストです。
カバンをあさられ、お財布ごと盗まれる場合が多いので、できれば、靴下の中・カバンの奥底等、いくつかに分散して所持する⽅がいいでしょう。
肌身離さず身につけることをおすすめします。
現地の友達から、「⽇本⼈だとわかれば、狙われやすい。常に周囲や持ち物は警戒したほうがいい」と、⾔われたことがあります。
海外の⼈の中では、少なからず⽇本⼈=お⾦持ちというイメージがあるそうです。
カバンに⼊れていても、油断すると簡単に盗まれますから、常に注意してください。
相⼿は、泥棒のプロ(プロ集団)であることが多いです。
海外旅行で私が必ずしている準備
上記で述べたことが起きた時のために、万が⼀に備えて準備しておくといいものを紹介します。
- クレジットカードの電話番号メモ
- パスポート以外の身分証明書
- ⼩分けにしたお⾦
- 困った時の英語フレーズメモ
海外では、緊急時に英語が話せないと話にならず、相⼿にされないこともしばしばあります。
不測の事態に備えて英語フレーズメモは⽤意していたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
海外のトラブル~お金編は以上になります。
今回は私や知⼈の体験談も踏まえて、海外でのハプニングとその対処法を紹介しました。
海外旅行は日本での旅行と比べ物にならない貴重な経験ができますが、危険度も増大することを理解して被害に合わないように準備することが大事です。
ないほうがいいハプニングですが、実際に起きた時は冷静に対応し、解決できるといいですね。
これから旅⾏に⾏かれる⽅、旅先でお⾦をなくした⽅など、少しでも多くの⽅のお役に⽴てると嬉しいです。
おわり