メルペイ後払いで支払いが遅れた主婦の体験談|滞納を繰り返した末に現実を知る

メルカリのメルペイ後払いを使いすぎた主婦|滞納を繰り返した末の悲劇と現実
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コロナで仕事を失った人や、仕事が減った方はたくさんいると思います。

実際、私もコロナで仕事を失った40代の普通の主婦です。

仕事がなくなっても生活費はかかるわけで、ついついメルペイ後払いを利用してしまいました。

だれでも簡単に利用できるスマホだけで利用できる後払いサービス。

簡単だからこそ陥りやすい失敗談を恥を忍んでお伝えしたいと思います。

今スマホの後払いを使用している方は私のように大変な思いをして欲しくないので、後払いを使いすぎている方にぜひ読んでもらいたいと思います。

この体験談を読んでいただくと、どうしてスマホの後払いで金銭感覚がおかしくなっていくのかがよく分かると思います。

目次

メルペイ後払いをしたきっかけはメルカリの販売

私が後払いをしたきっかけはメルカリ

最近、街ではコード決済やスマート払いなどスマホ一つで簡単に買い物ができるようになりましたよね。

現金などをチャージしなければ使えない場合は別ですが、後払いでも簡単に利用できるのがこわいところ。

間違えた使い方をするととても大変なことになってします。

普通の主婦がメルカリの後払いであるメルペイを使いすぎた結果どうなったかを、赤裸々にお話ししたいと思います。

最初は販売中心でメルカリを使用

私は自分で作った物、着なくなった洋服や家の中の不用品をメルカリで販売していました。

良い時で月の売り上げが20,000円近く行く時もあり、特にコロナ禍で最初に緊急事態宣言が出た時はいろいろな物が面白いように売れていました。

その売上金はあまり使うことがなくたまにメルカリ内の買い物に使うぐらいだったのです。

メルペイのスマホ決済を使うようになったきっかけ

もともと現金主義だった私がメルペイのスマホ決済を利用するようになったのは、たまたまコンビニでの支払い時に小銭がなく崩すのも嫌だなと思ったのがきっかでした。

メルカリの売り上げ残高でスマホ決済ができるのを思い出して使ったのが始まりです。

それまでもPayPayなどコード決済もしたことがなかったので、その時もメルカリアプリで利用方法を確認したほどです。

スマホを出して店員さんにバーコードを提示して「メルペイでお願いします」と告げるだけで簡単に買い物ができました。

私はクレジットカードもデビットカード以外は一切持たない現金主義だったので、その簡単さに衝撃を覚えたのです。

ご存じのようにメルカリの後払いは、翌月末までに支払うシステム。

最初は、自分の売上金から支払うようにしていましたが、コンビニなどのリアル店舗でも使うようになると、あっという間に売上金がなくなり売り上げ分がなくなると利用しなくなったのです。

当然リアル店舗でも現金払いになります。

今、考えるとそこでそのまま現金払いを続けておけば良かったんです。

しかし、来月の月末までにメルカリで売り上げを作ったりして何とかすればいいと、ついつい後払いのメルペイを積極的に利用するようになっていったのです。

メルペイ後払いに慣れてしまい支払いも滞納することになる

メルペイ後払いに慣れてしまった支払いの恐怖

飲食のパートをしていた私はコロナで仕事を失い、主人の仕事も収入も減り家計はどんどん苦しくなって行きました。

コロナ禍ではどこの家庭も同じだったと思います。

その頃は、近くのドラッグストアやスーパーでもメルペイのスマホ決済をするようになっていました。

「後払いにしてもちゃんと来月の月末に支払いをすればいいから」と考えるようになり、気がつけばなんでも後払いにするようになっていったのです。

メルペイは利用しているとどんどん限度額が増えていきます。数か月後には20万円ほど利用できるようになっていたと思います。

限度額まで使う勇気はなかったですが、使い始めは1万円以内だった支払いが、どんどん増えて行きそのうち4万円を超えるまでになっていきました。

その頃は、もうメルペイの後払いが普通の生活です。

後払いは悪いことではないと思います。
ただ、現金を持っていなくても持っているかのような錯覚を起こします。

それが、後払いの一番大きな怖さだと今は思います。

便利さを覚えると簡単にやめられなくなる

分かっていても一度覚えた便利さは簡単には止めることができませんでした。

ドラッグストアやスーパー以外にも飲食店で使ったり雑貨や洋服にも使うようになり、毎月の請求金額はみるみるうちに増えて行き、そしてとうとう支払いが遅れはじめました。

支払いが遅れるというのは翌月末までに支払いできなくて滞納してしまうということです。

支払うとまたメルペイが利用できるようになりました。

たまに支払い遅延になりましたが利用限度額は10万円を前後していたと思います。

気がづいた時にはすでに後払いの深い沼に入り込んでしまっていたのでした。

延滞を繰り返しメルペイが使えなくなる

そして恐れていたことは突然訪れました。

何度も滞納を繰り返していて、遅れて支払いを済ませてもメルペイの後払いが使えなくなったのです。

数万円を利用していたメルペイ後払いができなくなったことはショックでした。

今まで頻繁に後払いを使っていたのに急に『現金でしか買い物ができなくなる』のです。

このころの私は完全に金銭感覚が狂っていたのだと思います。
頭から『現金で支払う』ことを忘れたかのようでした。

支払いと生活のために仕事を探すことになる

生活費のためコロナ渦での仕事探し

今まで滞納しても何とか支払いをした来たのですが、後払いがなくなり生活費のあてがなくなりました。

いくら節約しても買い物は現金でしなければいけないので結局、支払いにあてるお金が捻出できないのです。

主人に話そうとしましたが、まさかこんなことになってるとは知らないだろうし、これは私の金銭管理が甘くて招いた結果なので話す勇気がありませんでした。

自分の甘い考えからこうなってしまったので私は必死に仕事を探しました。

とにかく働いて後払いの滞納分を支払わなければと本当に必死だったのです。

でもコロナ禍では今までと同じような飲食の仕事は見つかりませんでした。

なかなか仕事もなく、あっても工場や倉庫作業ばかりでした。

でもわがままはは言ってられないと思い、今までとは全く違う倉庫作業の仕事が近所であった時にはすぐに面接に行ったのです。

即雇用だったので私はすぐに働き始めました。

日払いだったので数日働くと何とか生活費は捻出できたのです。

その後は後払いを利用するのを禁止した

滞納分を支払い、後払いが復活した今でも後払いは使っていません。

まず現金をチャージしてからその現金の中で買い物をするようにしました。

最近は非接触の点でiD決済を推奨するお店が増えて来たためです。

セルフで支払いができる所では積極的にセルフレジを使っています。

私の場合、コロナの影響も大きかったと思いますが頭の片隅で「現金を持たなくても買い物ができる」と軽く思っていたのも確かですし実際に金銭感覚が分からなくなっていいたのです。

まとめ

以上が私の後払いの失敗談になります。

もちろん、全部自分のせいですし、上手に使えば後払いは素晴らしいシステムです。

とても便利な後払いですが、使い方を間違えると私のように金銭感覚が分からなくなったり、家族に迷惑をかけてしまうことになります。

たまに後払いを使えばこれが買えるんだけどなと思う時もあります。

ですが今は『後払いは借金と同じ』と心に言い聞かせて使わないように気をつけています。

今現在、後払いを利用している方には、私と同じような大変な目に合わないように、きちんと考えて計画的に使うようにしてもらいたいと思います。

おわり

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